きよかぜ便り

60の手習いで覚えたパソコンとカメラで楽しんでいます

2016年08月


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2016年8月24日(水)…ひまわり畑を後にし、ひまわり通りを通って帰りました。

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ひまわり畑のテント内では、清瀬産の新鮮野菜を直売しています


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ひまわり畑の隣の人参畑…清瀬は人参の都内収穫量約46%…ダントツトップです


清瀬駅から気象衛星センターに通ずる道は「ひまわり通り」と呼ばれています

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気象衛星センター

気象衛星センターは気象庁本庁付属の施設機関で、気象衛星からの観測データ受信及び気象衛星の運用を行う機関で、清瀬市中清戸にあります。現在は2014年10月に種子島宇宙センターから打ち上げられた″気象衛星ひまわり8号″が、台風などの観測で活躍中です。今年はひまわり9号が打ち上げられる予定だそうです。

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極軌道気象衛星受信塔…衛星の観測データを直径3mのアンテナ で受信します


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新小金井街道から見た受信塔…畑の奥に見えるのも、清瀬らしい風景です


ひまわり通りに、ほんの少し夏の花が咲いていました

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フウセンカズラ(風船蔓)


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サルスベリ(百日紅)


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ルコウソウ(縷紅草)白花種


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ヤナギハナガサ(柳花笠)


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キバナコスモス(黄花秋桜)


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オイランソウ(花魁草)


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パパイア…ひまわり通り脇の畑に、1本だけ植えられていました


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パパイアの花


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パパイアの実

『青パパイヤ』も清瀬の特産品です。清瀬の気温では完熟しないので、野菜として霜の降りる前の11月ごろまで生産しているそうです…一度食べてみたいと思っていますが、中々購入する機会がありません。今年は是非にと思っています。


…了…


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2016年8月24日(水)…清瀬市では、8月20日(土)から9月4日(日)の期間に″第9回・清瀬ひまわりフェスティバル″が開催中です。市のHPでは、22日の台風による暴風雨で一部のひまわりが倒れてしまいましたが、他の多くのひまわりは健気にも踏ん張って咲いているとありました。ひまわり畑に元気をもらいに行ってきました。

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ひまわり畑は、清瀬市下清戸3丁目の約24000㎡の広大な農地に広がり、約10万本の大きなひまわりの花を咲かせます。元々は地主(石井ファーム・小寺ファーム)の方が、小麦を植えている畑に、次の植え付けまでの期間に緑肥(畑の肥料)としてひまわりを栽培していましたが、それがとても美しい風景だったので、2008年から一般公開されるようになりました(パンフレット参照)…今年で9回目になります。

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台風の影響でしょうか…ひまわりはほんの少し傾いて立っています

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青空に浮かぶ真っ白な雲と元気なひまわりの花…秋の気配も感じられます

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向日葵の原産地は北米西部、紀元前からアメリカ先住民の重要な作物でした。1510年にスペイン人が種子を持ち帰り栽培開始…日本へは1660年頃渡来しました。

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肥沃な畑地に育つ清瀬のひまわりは、花丈も高く茎も太く花も大きく、見事です

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大勢の方たちが、見頃のひまわりに歓声を上げて楽しんでいます

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広いひまわり畑に埋もれるように動く人々が、小さく見え隠れします

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青空とひまわりもいいけど、白い雲とひまわりもお似合い…綺麗に咲き揃ってます

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花言葉は「私はあなただけを見つめる」…見つめ見つめられると元気になります

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同じ方向を向くひまわり…道の片側のひまわりはすべて背を向けています


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一輪だけこちらを向いている小さなひまわり…何とも可愛いです


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暴風に倒れて起き上がれないひまわりもありました


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花が終わり実って、首を垂れたひまわり


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2輪の大きなひまわり…太陽に向けて、すっくと花をもたげています


品種の違うひまわり…名は解りません

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遮る木陰のないひまわり畑は暑かったです…早々に帰路につきました


…清瀬ひまわり通りに咲く花に続きます…







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20116年8月19日…林内を抜けて界隈を歩いてみました。清瀬は元来、駅北側の清戸や中里地区など柳瀬川周辺に発展しましたが、雑木林の広がる緑豊かな駅南側は、昭和に入ってから結核サナトリュームの街として発展しました。1931年には東京府立清瀬病院が、1939年には傷痍軍人東京療養所(現:東京病院)が開所…次々と結核療養所が出来て、日本における本格的な結核治療が始まりました。駅南口の住所は松山地区・竹丘地区・梅園地区と、「松竹梅」の名がつけられています。

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国立看護大学校…府立清瀬病院跡地に2001年に建立した厚生省所轄の大学です


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日本ビーシージー製造(株)…日本で唯一、BCGワクチンを製造しています


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結核予防会結核研究所…日本、そして世界の結核研究の中心地です


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(財)結核予防会・複十字病院…現在は総合病院…(結核病棟もあります)


複十字病院の庭園には、八重種のタマアジサイ(玉紫陽花)の花が沢山咲いていました。真夏から初秋にかけて咲く紫陽花で、蕾が球形であることが名の由来です。葉は嘗て煙草の代用品としても使われたそうで、別名は「ヤマタバコ」です。花は一斉に咲き揃うことなく、蕾と満開の花が混在して見られ、花期が長いのが特徴です。

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まだ固い苞に包まれたタマアジサイ(玉紫陽花)


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蕾の先が割れて、花がほころび始めました


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満開のタマアジサイ(八重種)…両性花の周りの薄紫の装飾花が美しいです


他にも咲いている花を探しました

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ムクゲ(槿)


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サルスベリ(百日紅)


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タカサゴユリ(高砂百合)…台湾原産、テッポウユリに似ますが、葉が細いです


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ヘクソカズラ(屁糞蔓)…別名の「ヤイトバナ、サオトメバナ」が花名に相応しいです


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ヤブガラシ(藪枯らし)…別名「ビンボウカズラ・貧乏葛」


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ヤブガラシ…橙色の花盤には蜜が多く、蜂や蝶など昆虫が集まります


久しぶりの約1時間半の心地よい散策でした…歩数計は6000歩少しでした

…了…



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20167年8月19日(金)…雨の日が多く、中々散策が出来ません。雨上がりの午前中に、自宅から5分程のところにある『清瀬松山緑地保全地域』を歩いてきました。この地域はかつて(財)結核予防会結核研究所付属療養所の敷地だった処、東京都が市街地に残る貴重な財産である自然を保存するために、指定している雑木林です。

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清瀬南西部に位置する平地林で、広さ43,356㎡の敷地内は、別天地のように自然豊かです。結核療養所の敷地だったところから、結研跡地とも呼ばれます。

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南側には、都内有数といわれるアカマツ(赤松)の群落があります

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見上げると樹形が美しく、葉の緑が雨上がりの青空に映えます

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林内は幾筋もの小道が通ります…散策する人、巨樹の下で太極拳をする人、面白い姿勢で瞑想する人、近道として通る人など様々…独りでも怖くありませんでした。

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小道の岐路…どの道を通ろうかと迷います

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木漏れ日を浴びて咲く、林内の小さな花達です

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オトコエシ(男郎花)

男郎花の名の由来は、女郎花に対し男性的に見えるためと言われます。又、男郎花の「白飯」・女郎花の「粟飯」と対比させたとも…女郎花は咲いていませんでした。


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キンミズヒキ(金水引)


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ツユクサ(露草)


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水色のツユクサ(露草)も数株花開いていました


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ヌスビトハギ(盗人萩)…種子が泥棒の足跡に似ています


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ノゲシ(野芥子)


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ハエドクソウ(蠅毒草)…この植物の液が殺虫剤になります


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キツネノマゴ(狐の孫)に止まる蝶…ヒメシジミ(姫小灰蝶)?


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ヤブラン(藪蘭)


…タマアジサイの花に続きます…





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2016年7月16日(土)・東慶寺から鎌倉街道を北鎌倉駅方向に戻り、円覚寺へ…

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円覚寺の参道…境内の中を横須賀線が通り、総門前に踏み切りがあります


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横須賀線を電車がひっきりなしに通ります

明治政府は、日本海軍の軍港である横須賀に通じる鉄道(現・JR横須賀線)の建設にあたり、強引に円覚寺境内を横切るように寸断させ、又鶴岡八幡宮の段蔓も、江戸期は下馬までありましたが同様に寸断され、明治以降は二の鳥居までとなりました。北鎌倉駅が設けられたのは昭和に入ってから…それまではのどかな地でした。


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踏切前の石段を上ると総門があり、山門へと通じます


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円覚寺・山門…1785年の再建で、額字は伏見上皇の勅筆とされます


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円覚寺・仏殿…ご本尊の宝冠釈迦如来様をお祀りしています…(昭和39年再建)

円覚寺は正式には瑞鹿山円覚興聖禅寺…臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉五山第2位に列せられます。ご本尊は宝冠釈迦如来、開基は北条時宗、開山は宋から来朝した高僧・無学祖元…創建の主な目的は、蒙古襲来で戦没した多くの霊を、敵味方なく弔う事でした…寺名は「えんくじ」と濁音で読みます。


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仏殿内のご本尊・宝冠釈迦如来…仏殿内は撮影が許可されています


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天井画の「白龍図」…前田青邨の監修で、日本画家・守屋多々志製作


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居士林…初心者でも参加出来る土曜坐禅会が開かれ、多くの人が並んでいます


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シコンノボタン(紫紺野牡丹)…境内に咲いていました


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妙香池(みょうこうち)…無窓疎石作と伝わる庭園の遺構


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妙香池前を通る寺のお上人様とお付きのお坊さん


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舎利殿山門…門内は通常非公開です


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舎利殿(国宝)

神奈川県唯一の国宝建造物で、堂内中央には源実朝が南宋から請来したと伝わる仏舎利(釈尊の遺骨)を安置した厨子があります。鎌倉時代に中国から伝わった「唐様式」を代表する美しい建造物です。お正月と年に何度かは特別公開されます。


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開基廟…8代執権北条時宗の廟所であり、9代貞時、14代高時も合葬されます


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廟内には、北条時宗・貞時・高時の木像を安置…上方は美智子皇后様のお歌の額


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佛日庵は拝観料100円を御払いすると、開基廟にお参りするお線香を1本戴けます


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開基廟前の蓮の花


佛日庵境内の小高い所に、川端康成の小説『千羽鶴』や立原正秋の『やぶつばき』の舞台になったことでも知られる茶室・烟足軒(えんそくけん)があります。

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茶室・烟足軒前の枝垂桜は、大仏次郎夫人の寄進だそうです


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茶室の出入り口「躙り口・にじりぐち」と、茶室内の掛け軸


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方丈の唐門と、境内のビャクシン(柏槇)の巨樹


北鎌倉の散策を楽しみ、ビール付きのランチも美味しく食べて、早めの午後2時半過ぎの湘南新宿ラインで帰宅しました。この時はまだ、翌日に具合が悪くなるとは予想だにしませんでした。思えば人生には3つの坂道があると言います…上り坂と下り坂、そして『まさかの坂』が…今回のことは私にとってはその″まさかの坂″でしたが、それでもいい人生経験をしたと思い直し、これからは焦らずのんびりと今生を楽しみたいです。皆様も健康にご留意くださり、有意義な毎日をと念じます。

…了…

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