2018年1月28日(日)…武蔵総社・大國魂神社に、今年一年の家内安全と厄払いの御祈祷を受けに出掛けました。住む街から西武池袋線~武蔵野線と乗り継いで府中本町駅で降ります。駅の″富士山の見える窓″から富士山は見えませんでした。
東京競馬場・開催日だけの臨時出口…競馬場への歩道橋があります
府中本町駅前には、嘗て徳川家康の府中御殿があり、今も府中街道の坂道は御殿坂と呼ばれています。只今遺跡発掘中ですが、何れ公園になるようです。去年までは駅から大國魂神社へは遠回りでしたが、2017年5月に西参道が設置され、駅を出るとすぐに境内に入ることが出来ます。初めて通る西参道、鳥居も真新しいです。
2017年5月に設置されたばかりの西参道・鳥居
引っ越す前は、神奈川県の寒川神社まで厄除けの御祈祷に通っていましたが、清瀬に越してからは大國魂神社でと決めました。午前9時半前に到着しましたが…
待合所には既に多くの人が集まり御祈祷の順番を待っています
一度に5~60人が本殿に昇殿できますが…何とか一巡目に入ることが出来ました。
新しいお札を戴き、去年のお札を『古札納所』に納めてから、神社を一巡りしました。
大國魂神社本殿
大國魂神社の起源は約1900年前です…景行天皇41年(111年)に、大国魂大神がこの地に降臨し、それを郷民が祀った社が起源とされます。大国魂大神と出雲の大国主命は同じ神であり、又『大国』はダイコクとも読むことが出来、同じ音である『大黒天・大黒様』とも習合していったと言われます。私達に一番身近な神様と思います。
拝殿左手前の『矢竹』…源頼朝の射した矢が根付いたのだそうです
お酒の神様・松尾神社…東京の地酒とサントリービールが奉納されていました
御神木の大銀杏
神楽殿と大絵馬
宝物殿・大黒様…大黒像を初めて拝観しました(表題の写真も同じ大黒像です)
境内に残る雪が凍って危険です…奉賛会の人達?が、雪を削り運んでいました
随身門…平成23年改築
相撲場(すもうじょう)…由緒ある土俵で、毎年8月1日に八朔相撲祭が行われます
宮乃咩(宮の目)神社…演芸の神であり、北条政子が安産祈願した神社です
大國魂神社・大鳥居
御神木の大欅と「馬場大門のケヤキ並木」…真直ぐの道は国分寺街道です
野口仮屋…大國魂神社脇の小さな酒屋です
1900年前に大国主命が御降臨になった時、最初に宿を乞うた家には断られ、次に野口家に宿を乞うたところ、丁寧にご待遇なされました…そのことを延々と今でも、毎年5月の『くらやみ祭り』には、その『野口の仮屋の儀式』がなされている事実に感動します。まだくらやみ祭りも見たことがないですが、何時も此処には立ち寄ります。
大國魂神社の節分の行事も盛大です…街中でこの看板が目につきました
欅並木傍らの『八幡太郎義家像』…欅並木の起源となる苗木を奉納しました
府中駅から国分寺南口駅行きバスに乗り、国分寺街道を国分寺へ向かいました
″イングリッシュガーデン・ローズカフェ″でランチここは夫と国分寺を散策しているときに偶然発見したレストランで、何度か一緒にランチをしています…国分寺崖線の上に建つ見晴らしの良いレストランで、何時もなら富士山も眺められるのですが、生憎今日は曇り空で山並みは望めませんでした。
アットホームなレストラン…セルフサービスのワンプレートのランチ…美味しいですよ
ベランダにはバラもクリスマスローズも咲いていません…屋根の雪が見えるだけ…
食後もゆったりとした時間を過ごし体も温もりました…次は殿ヶ谷戸庭園へ行きます
…武蔵野散歩②に続きます…